【どっちを買うべき?】新築と中古のメリットとデメリット
「そろそろ家が欲しいけれど、新築にするか中古住宅を購入するか迷っている」というお客様からのご相談がとても多いです。今回は、新築、中古のメリットとデメリットについてご紹介します。お客様が最適な選択ができるよう、参考にして頂ければと思います。
新築のメリットとデメリット
新築を購入する場合のメリットは、なんと言っても、断熱性や気密性・耐震性といった建物の性能が最新なことです。
そのため、光熱費を抑えられます。
バスルームやキッチン、トイレなどの利便性や機能性も優れており、中古に比べるとメンテナンスの期間が長くなります。
外壁・屋根・ボイラーに関しても新品になるので、メンテナンス期間は長くなり、ご入居後の急な出費の心配がありません。
デメリットは中古住宅に比べると、建物や設備が最新の構造や性能になっており、建築部材もより良いものを使っているので、購入価格が高いです。
中古住宅のメリットとデメリット
中古住宅を選択した場合のメリットは購入したらすぐに住むことが出来るということです。
新築の場合は、購入を決めてから引き渡しまで最低でも半年ほどの時間が必要になることが多いです。そのため、すぐに住み替えたいという方は、中古住宅が適しています。さらに、中古住宅の場合は土地探しの必要がありません。
現在、土地が新たに売りに出ても1日や2日ですぐに買い付けが入るという状況のため、なかなか希望の土地に出会うことが難しいというお客様が多いです。
中古住宅だとその土地探しにかかる時間を省けるというメリットもあります。
デメリットは建物や設備が古いということです。
壁の中の断熱材、住宅の構造材・内装材などが、今現在どのような状況になっているのかを実際に確認することが出来ませんし、住宅設備に関しても購入してすぐにメンテナンスしなければいけないといったケースも出てきます。
そして建物の構造に関しても、住宅の基礎に換気口を設けず外周部に断熱材を敷く「基礎断熱」といった新築で取り入れられている新しい断熱方法は、中古ではあまり見られません。
以上の点で新築と中古住宅を比べると、中古住宅は住宅の断熱材や木材といった表面に見えていない部分がどのような状況なのか不明確ということがわかります。
中古住宅では20年30年と住んだあとに様々な部分の劣化のため建て替えが必要になってくる可能性が高いです。のちに建替える費用がかかることを考えれば、初期費用は多少高くても最新の設備で長く安心して住み続けられる新築を豊栄建設はおすすめします。