39cmの高低差。こだわりぬいた自由設計ならではの住まい。
キャンプが趣味のご夫婦。こだわりのお住いをご紹介します。
Q:家を建てることにした、きっかけは何でしたか?
「子供ができたことです。いよいよ建てよう!となりました」
ご結婚当初から、いつかは家を建てようと思っていらしたそうですが、きっかけはお子様の誕生だったとご主人。
土地はご夫婦が生まれ育った江別で探しました。
「江別を出ることは全く考えなかった。ここが好きなんです」
お住いはお二人の実家からも近く、お友達も沢山いる江別。子育てを安心して楽しみ、家族の時間、友達との時間も楽しめる土地に建てられたこだわりのお住い。さらに詳しく伺ってみました。
Q:豊栄建設をお選びになった理由は何でしたか?
「こういう家にしたい、という理想と言うか、こうしたい!という夢があったので、自由度が効くところで建てたいと思っていました」とご主人。
なんでも、ご主人のお父様が建築関係の仕事をしていらして、豊栄の現場にも入ったことがあったそうなのです。そんなお父様から「豊栄さんがいいぞ」と薦められた事もあって、豊栄建設のchallenge999での家づくりが決まったのだそうです。
Q:家づくりで苦労した点はありませんでしたか?
「そんなになかったです。ない・・・特にないよね?」とご主人。奥様も、うんうんと頷きます。
「決めることが多くて大変ではありましたけど、二人で相談しながら、楽しんでできました」と話を続けてくださったご主人。何か思い出したのでしょうか・・・「夫婦の意見が食い違うことも、あると思います(笑)。でも、理想の家づくりのために、よく話し合っていけば大丈夫」とのこと。これから家を建てる方の参考にもなりそうなお言葉ですね。ポイントは二人でよく、話し合うこと。わからないことは担当者にどんどん質問して解決していくこと、だそうです。奥様は「ラボで何度も打ち合わせをします。打ち合わせが一つ終わったら、次の打ち合わせまでに何を決めていけばいいか確認しておいて、それまでの間に二人でよく話し合っておくのも、いいと思います」とアドバイスをくださいました。
Q:住まいづくりでこだわった部分を教えてください。まずはご主人から
「土間ですね。趣味のキャンプ用品を収納できるスペースが欲しいな、と思って。あと、リビング!キッチンと同じ空間にあるんだけど、別の空間に感じられるよう段差をつけました」
玄関を入るとそのまま奥行き3m64cmの土間がまっすぐに伸びています。作り付けのカウンター、三角形の飾り棚、高さを自由に変えられる収納棚など、充実の収納スペースです。と同時にカウンターの下にプラモデルも・・・収納スペース兼ご主人の作業スペースでもあるんですね。過ごす時間が長くなることもあるのでしょうか。「寒くないんですか?」と聞いてみました。
「それが寒くないんですよ。へっちゃらです」
下がり壁で区切られているとは言え、玄関ホールと一体空間になっているため冬も寒くない。夏は窓があるので、玄関ドアを開け放てば空気も通ります。モルタルの床は水に強いので多少の汚れはブラシでゴシゴシ洗えばOK。これはもう、”基地”ですね!ご主人とっておきの。
リビングはキッチンと和室から39cm低く作られています。一体感があるのに、リビングの存在感が際立つ演出、ご主人のこだわりが見事に実現された空間です。
「友達が来ると、この段差に思い思い腰かけたりしてます。みんなでくつろげて楽しい。この作りにして良かったなぁと思います」
なんて楽しそう!ソファに座る人、お子様のために敷いたクッションマットでくつろぐ人、そしてこの段差を椅子がわりに腰掛ける人。それぞれが思い思いにくつろぐことが出来るリビング、最高ですね。
Q:奥様がこだわった部分はどこでしたか?
「とにかくキッチン。広く使いやすく、お掃除しやすく。家事のしやすさにこだわりました」
キッチンからユーティリティは横一列に配置されています。引き戸の開口が広いので両手に荷物を持っていても移動がスムーズ。キッチンの床はお掃除が楽なフロアタイルです。
家事は同時に複数のことを段取りよく行っていくのがポイント。奥様がこだわった”家事のしやすさ”はこういった空間づくりに込められていました。実際暮らしてみてどうですか?と尋ねてみると
「気に入ってます!家事がしやすいので時短にもなってます。あと、リビングが少し下がっているので、キッチンにいると家族や友達やみんなを見渡せるので、楽しそうな様子が伝わってくると嬉しいです」
お住いの見所はまだまだあります!
リビングの壁の一面はタイルです。「モデルハウスなどで見て気に入ってたんです。リビングはどこか一面、色を変えるといいですよ、と営業さんからアドバイスもあったので、変えてみました」とご主人。防カビ、消臭、調湿の効果があるタイルを採用しています。
保育士の仕事をされていた奥様の趣味はピアノ。設計の段階でご相談がありダイニングの一角にピアノスペースを用意しました。ご主人は土間に、奥様はキッチンを中心とした家事スペースに、それぞれの好みを盛り込んだお住いになっています。
寝室の壁、お手洗いの壁、キッチンの壁、土間の壁・・・スモーキーで落ち着くカラーの壁紙が随所にあります。「すごく悩んだんですけど楽しかった」と奥様。それぞれのアクセントになる、インテリアを引き立てる壁の色。奥様のセンスが光ります。
南西向きの窓がある和室。天井には物干しができるポールがあります(取り外しOK)。お洗濯物を干しながら、ゴロンと横になったら気持ち良さそうです。リビングから1段高いので、和室に入ってみると”おこもり感”があります。リビングにいる時、和室にいる時、それぞれ趣が異なる表情豊かな1階。ご主人こだわりの高低差の素晴らしい効果です。