夫婦ふたりで第二の人生を謳歌する平屋建て

北広島市M様邸

ライフステージの変化で、長年住み続けた愛着あるわが家に対して、不便、暮らしにくいと感じることがあります。

特にお子様が独立され、ご夫婦ふたり暮らしになった際にこの問題に直面するケースが多いです。

そこで解決手段として、住み替え、リフォーム、「建て替え」という選択があります。今回ご紹介するM様は、30年以上お住まいになったマイホームを機能的で暮らしやすい平屋建てへ建て替えられました。ご夫婦ふたりで「第二の人生」を送るのにふさわしいお家にするため、どのような工夫をされたのかお話をうかがってきました。

 

Q:建て替えを決断されたきっかけを教えてください

「2018年に末娘が高校を卒業し、家を出たのがきっかけでした」とご主人。

かつてのお家は2階建ての4LDK。1階に和室が一部屋、2階に洋室が三部屋という間取りでした。なおかつ、築年数も20年以上経っており、断熱機能が低下して寒かったとのこと。いっそのこと建て替えようということになったそうです。

「そこで家内がどうしても平屋建てがいいと。上り下りが大変なので階段のある家は嫌だと言うものだから、周りの友人たちに聞いてみると、上の階へ行く機会がなくなるから2階の部屋は物置状態になると言うんです。そこで家内の望みどおり、平屋建てを建てることにしました」

 

Q:豊栄建設を選んだのはなぜですか?

暖かい家に徹底しているところでした

北広島市の冬は厳しく、最低気温は厳寒で知られる旭川や帯広と同程度。以前のお住まいは断熱材にグラスウールを使用していましたが、経年変化で断熱機能が低下し、とても寒かったとのこと。さまざまな住宅メーカーのパンフレットを取り寄せ、断熱構造を検討された結果、豊栄建設がもっとも優れていると感じたそうです。

「特に、リクシルと共同開発されたウレタン断熱パネルに惹かれました。防湿性・気密性が高く、35年無結露保証が付いているのも安心でした。家のつくりも基礎断熱工法で建てられるので、さらに外気の影響を受けにくいこと、熱交換システムを入れることで暖房効率も良くなるといった暖かい家に徹底している点が決め手になりました」

 

Q:お引き渡しから約2年半。実際にお住まいになっていかがですか?

「暖かくて快適です」

室内の暖かい空気を床下へ循環させるので、足元が冷えることがないのが何より嬉しいとM様。断熱パネルの効果もあいまって、毎年4月に入ると暖房は不要になるそう。ちなみに、北広島市の4月の平均最高気温は12℃。通常の住宅なら、まだまだ暖房が必要な気温です。

Q:夏はいかがですか? 2021年は特に暑かったですが…

「2階建てでしたら暑さは上へ抜けていきますが、平屋建てだと室内に熱がこもるのではないかと思い、対策としてリビングに高窓を2つ付けて、窓を開けると熱が逃げていくようにしました。おかげで夏も快適です。2021年もエアコンはそんなに使わずに済みました」

熱気は上昇するという性質を利用したものです。また、窓の面積を小さくすることで、カーテンなどを閉めなくても日射熱が入りにくく、より室内に熱がこもりにくくなります。

M様の工夫と豊栄建設の技術で、季節を問わずいつでも快適な家を実現されました。

 

Q:ほかに、どのようなところにこだわりましたか?

「トイレの位置です」

ご主人はかねてから、玄関のすぐ近くにトイレがある間取りを避けたいと考えていらっしゃいました。玄関で来客対応をされているとき、トイレへ出入りしにくいというのが理由。そのお話をうかがって、確かにそのとおりだと思いました。ですが、“家の間取りはそういうもの”という思い込みと、そのような間取りが多いことから、使いにくさを感じながらも疑問に思っていなかったことに気づきました。

そこで発揮したのが、豊栄建設の特長である“自由設計”です

M様は、トイレを洋室や洗面所などの水廻りが集まる箇所に設置しました。

玄関の見た目もトイレのドアがなくすっきりです。

 

Q:以前の住まいで感じていた不便さを、新しいお家で解消されたんですね

「はい。玄関に関してもう一つ言えば、三和土(たたき)を床暖房にしたことで、冬に感じていた不便さが解消されました」

雪解け時期、みぞれ状態のぬかるんだ道を歩くと靴の中が湿ることがありますが、そんなとき、床暖房を入れた三和土の上に置いておくだけで、翌朝にはカラリと乾いているそう。冬以外にも雨で靴が濡れたときにも活用できそうです。

三和土の床暖房は現在公開中の東雁来モデルハウスでご覧いただけます。詳しくはこちら(★)

 

Q:その他、暮らしやすさのためにどのような工夫をされましたか?

「寝室からトイレまでの4箇所に人感センサーライトを設置し、通るだけで足元を照らせるようにしました」

暗闇でスイッチを探す必要がないのがとても便利とのことです。

さらに、掃除をしやすくするため、暖房のラジエーター(サンポット:床下放熱器)を床埋式にしたり

洗濯物を干しやすいように、電動昇降物干し(パナソニック:ホシ姫サマ)を設置したり

奥様がインテリアを楽しめるように、各所にニッチを取り付けたり

おふたりの暮らしが便利で豊かになる工夫が散りばめられていました。

 

Q:新しいお家での生活を楽しまれているのが伝わってきます

「家内も私も、リビングが特に気に入っています。夫婦で映画を観るのが楽しみの一つになりました」

 

Q:改めて、豊栄建設でお家を建てて良かったと思えるところは何ですか?

「自分の好きなように設計できるところが一番でした。あとは担当していただいた方々が本当に素晴らしかったです。もし、これからもう一度家を建てるとなったら、また豊栄さんで建てたいです。そのときも同じ営業さん、設計さん、インテリアコーディネーターさんと打ち合わせがしたい。そう思えるくらい、満足のいく、いい家づくりができました。感謝しています」

システムキッチンは、パナソニックのラクシーナ。扉色はディープボールドを選びました。奥様もご主人も使いやすいように、レンジフードの高さを微調整しました。

キッチン作業台の前には、調味料をまとめて整理できるスパイスニッチを設置。

和洋室の畳は、大建工業のここち和座を採用。栗色と灰桜色の2色を配しました。窓が2つあるので、自然光もたっぷり入り、とても明るいです。

コンクリートテラスを施した中庭には将来的にウッドデッキと目隠しを作り、屋外でくつろげる空間にしたいとご主人。

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