完成見学会で大評判! 寝室奥に静かな書斎のある住まい。

札幌市清田区M様邸

思いもしない出来事を機に、新しい暮らしが始まることがあります。今回ご紹介するM様もそうでした。

 

2018年9月に発生した北海道胆振東部地震で被害に遭い、約10年暮らした慣れ親しんだ住まいの建て替えを決意。多くのご苦労を乗り越えて、快適な新しい生活をスタートされました。

 

以前の住まいで感じていたストレスを解消したというさまざまなこだわりについて、お話をうかがってきました。

 

 

Q:家を建てようと思ったきっかけは?

 

「2018年9月に起きた北海道胆振東部地震で被害に遭ったのがきっかけでした」と奥様。

 

以前の住まいは、約10年前に購入されたもので、購入当時で築36年が経っていました。

しかも、勾配のある土地。地震の影響でひび割れた土留が隣家のほうへ傾いていたそうです。

 

「土留だけ直すにも高額の費用がかかると言われました。ならば、地盤からやり直そうと、すべて更地にして、同じ土地に建て直すことにしたんです」

 

しかし、家を建て直すと決めた後に、ご主人の転勤話が。

 

本来ならご家族揃って転勤先へ向かっていましたが、崩れそうになっている土留を一刻でも早く何とかしたいと、ご主人は単身赴任することに。育児や仕事と並行して、奥様一人での家づくりが始まり、1年後に念願の新居が完成しました。

 

 

Q:豊栄建設を選んだ理由は?

 

「決め手は、営業さんでした」

 

出会いのきっかけは、SUUMOカウンターでした。そこでいくつかのハウスメーカーを紹介され、特に印象が良かったのが豊栄建設だったそうです。

 

「問い合わせに対する対応が早かったほか、聞いたことに対して曖昧に返事をしないところに好感を持てました。その姿勢に主人もとても信頼して、この人だったら安心して任せられると。このことが一番の決め手になりました」

 

Q:家づくりでこだわったところを教えてください

 

「玄関です」

 

 

1.4帖の土間収納を設けた玄関で、土間側にも上がり框を設けています。

 

 

「土間側を子どもたち専用の出入り口にしようと、上がり框を付けました。こうしておけば、脱ぎっぱなしになっていても、急なお客様に慌てることがありません」

 

そして、玄関にはもうひとつポイントがありました。

 

 

玄関ホールに設けた洗面所です。

 

帰宅してすぐに手洗いできる、withコロナの時代に打ってつけの配置ですが、当初は別の目的でこの場所に洗面所を置いたそう。

 

「脱衣所も兼ねたユーティリティ内に洗面所を置くと、娘がお風呂から上がったら、お父さんが洗面所で歯を磨いていたという場面もあるかなと思ったんです。そこで洗面所は独立させようと。今となっては、このようにして本当によかったです。家族だけでなく、お客様がいらっしゃったときも、気兼ねなく手洗いを勧められるので」

 

しかも、朝の忙しい時間帯でも、2人並んで仕度ができるよう、半造作で横幅を広くしました。上部には自然光がたっぷり入る窓を設けているので、メイクをナチュラルに仕上げることもできます。

 

洗面所を玄関ホールに設置したことで、ユーティリティは完全なプライベート空間に。

 

 

玄関ホールからも入ることができ、キッチン、リビングを経由できる回遊式で、洗濯機前には大容量の収納スペースを設置。

 

 

「回遊式にしたことで、家事動線がスムーズになっただけでなく、子どもたちの絶好の遊び場にもなっています。鬼ごっこをしたり、カートを乗り回したり、のびのびと遊んでいる姿を見ると、嬉しくなります」

 

奥様は在宅でお仕事もされていて、その専用スペースをつくるのも、こだわりのひとつでした。

 

 

ダイニングの一角にあるカウンターがそうです。

 

「以前は、ダイニングテーブルで仕事をしていました。フルタイムで働いているので、食事の時間が来るたびに仕事道具を片づけなくてはいけなくて、それが本当にストレスでした。新居になってから格段に仕事がしやすくなりましたね。仕事道具やプリンターなどを入れている左側に設けた物入も重宝しています」

 

M様のお宅は、完成見学会で一般にも公開されたのですが、来場されたお客様から特に評判だったのが、主寝室、ウォークインクローゼット、書斎が並ぶ2階でした。

 

 

1階のナチュラルな雰囲気とは変わり、2階はスタイリッシュな佇まい。

主寝室の壁はグレージュのクロスを採用し、ベッド以外は何も置かないシンプルさに気分が落ち着きます。

 

 

主寝室の隣には、コの字型に収納スペースを設けたウォークインクローゼット。真ん中に鏡を置くことで、その日の装いを決めるのに、最小限の移動で洋服の出し入れができます。広さも4.5帖あり、窮屈さを感じないのも魅力です。

 

そして、ウォークインクローゼットの隣には、ご主人の書斎をつくりました。

 

 

自室がほしいと希望を出されたご主人に、「隠れ部屋みたいにしたらどう?」と提案されたのは奥様だったそう。読書やインターネットをするのにちょうどいい広さで、主寝室の奥に設けていることで、ドアを閉めるととても静か。

 

「緊急事態宣言で単身赴任先へ戻れなかった夫が、1カ月間、自宅待機していて、仕事の電話をするときはいつも書斎でした。ここなら子どもたちの遊ぶ声を気にせず電話できましたから」

 

ちなみに、ご主人の一番のお気に入り空間はリビングだそう。

 

 

「普段は、家族と離れて暮らしているので、帰省したときはみんながいるリビングで過ごすのが落ち着くようです。休暇が終わって、単身赴任先に戻る日は『戻りたくない』と言って出かけています」

 

また、1階を床暖房にしたことで、以前の住まいの課題だった“寒さ”から解放。24時間換気システムによりカビや結露の問題も解消され、快適な生活を手に入れることができました。

 

Q:豊栄建設にしてよかったと思えるところは?

 

「前の家が大好きだった娘に、家を壊して新しくすると話したら、泣いて嫌だと言い、まったく同じ家を建ててと言われました。ですが、完成したら大のお気に入りに。デザインだけでなく、壁の角を丸く処理していたり、ドアが勢いよく閉まらない設計になっていたりと、子どもにも優しい設計というのも、豊栄建設にしてよかったと思えるところです」

1階にある洋室は、現在、上のお子さまの勉強部屋として利用。自習習慣が身につく年齢までの間で、それ以降はゲストルームとして使用するそう。

2階の子ども部屋は、大きくなっても飽きのこない空間にするため、白のクロスを基調に、一面だけ薄い水色のクロスを貼りました。

リビング入口のほか、2階トイレ横など、収納スペースもたっぷり設けました。リビング入口には清掃道具など、よく出し入れするものを収納しています。

キッチンには、手元が隠れる程度の腰壁を設置。シンク内が見えないほか、腰壁上部にお子さまの手に触れてはいけないものを置けるのが便利とのこと。

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