快適さにとことんこだわった、機能性に優れた住まい。
今回、お邪魔させていただいたのは、新居にご入居されて、ちょうど4カ月が経ったというI様のお宅。訪れたこの日は、何もしなくても汗ばむような蒸し暑い日でしたが、お家の中は暑くもなく、冷えすぎてもいない、ちょうどいい室温。
「空調は何も入れていないんですよ。それでもこの涼しさです」とご主人。
Q:家を建てようと思ったきっかけは何でしたか?
転職がきっかけ
「社宅に住んでいたので、そこを出なければならなくて、賃貸にするならいっそのこと家を買ったほうがいいかもしれないと考えました。」とご主人。
Q:どのような家にしたいと考えていましたか?
「”掃除がしやすいシンプルな家”にしたいと思いました」と奥様。
これまで、合計3軒の賃貸住宅に住んだ経験があるというI様ご一家。
それぞれの家に住むたび、ここが使いづらい、もっとこうだったらいいのにという、家に対する具体的な思いが膨らんでいったとのこと。それらの思いを集約した家が、完成したマイホームなんだそう。
実体験がともなったご要望は、明確なビジョンとなって担当営業に伝わりました。
「こちらの意向をしっかりくみ取っていただけたので、最初に提案してくれた図面でほぼ決定でした。窓の数も当初のまま。設計士さんとの相性も良かったんだなと感じています」
Q:家づくりでこだわったところを教えてください
「僕がこだわったのは、ビルトインガレージです」とご主人。
奥様のご実家がこのタイプのガレージだそうで、家を建てるならぜひとも採用したいと思っていたそうです。
このガレージの魅力は、家からダイレクトにガレージへ向かえるところ。さらに、I様のお宅は電動シャッターを導入されたので、車内からリモコンで開閉が可能。クルマから降りることなく、家に入ることができます。
雨や雪の日、小さなお子様とクルマで外出するときや、荷物の積み下ろしの際、本当に便利。
「社宅時代は青空駐車場だったので、特に冬場は、外にクルマを停める大変さをよくわかっています。ビルトインガレージなら除排雪もしやすく、妻がクルマで出かけるときも便利かなと思いました」
Q:奥様のこだわりはどこでしょうか?
「私はキッチンです」
そのお言葉どおり、”キッチン自体がインテリア”といっても過言ではない、スタイリッシュなデザインのアイランドキッチンを配置。後ろにある同色のスライディングストッカーとの組み合わせも抜群で、初めて拝見した私たちも一目で、そのこだわりがひしひしと伝わってきました。
「リクシルのショールームで、このキッチンとストッカーをセットで見て、『きゃー♡』という感じでしたよ(笑)。キッチンに長く居るのは妻だから、気に入ったものを選んでほしくて、おもいきって決断しました」という、ご主人の気風の良さも素敵。
また、アイランドタイプにしたことで、さまざまな魅力も感じているそう。
「リビングで遊ぶ子どもたちと会話をしながら料理ができるところがいいですね。ときには、キッチンを挟んで向かい合い、お手伝いしてくれることもあります。子どもたちの存在を、これまで以上に感じています」
Q:改めて豊栄建設で家を建てて良かったと思えることは?
「室内の空気が循環する仕組みなので、とても快適なところです」
その理由は、”フルスペック断熱仕様”の家だから。これは、無数の細かい気泡で構成された硬質ウレタンフォームを住宅の隅々にまで吹き付けて覆う断熱工法と、熱交換型の換気システムをセットにしたもの。高い気密性・断熱性で外気をシャットアウトし、換気システムで室内の空気を循環させることによりもたらされる、気持ちよさなのです。
満足されている部分は、それだけではありません。
「一番は、子どもたちが元気になったこと。」
「社宅に住んでいたときは、集合住宅だったのもあり、”足音を立ててはいけない”、”大声を出してはいけない”と、禁止することがいろいろありました。随分と窮屈な思いをさせたと思います。ですが、今は本当に自由です」とご主人。
そして、家の中を元気に走り回るからこそ気づいた、豊栄建設ならではの配慮にも感動したとのこと。
「家の隅々に、子どもの安全を考えた工夫がされているんです。各ドアにはドアクローザーが付いているので勢いよく閉まりません。おかげで手や指が挟まる事故を防いでくれます。
壁の角はすべて丸く面取りされているので、万が一、頭をぶつけても大きなケガにはなりません。
こういう細やかさはさすがだと思いました」
さらにI様のお宅では、室内階段の蹴上(1段の高さ)を低くし、段数を増やすという工夫も。
「こうしたいという思いは、どんなに難しいことでも、必ず叶えていただけました。打ち合わせも楽しくて、嫌なことは一つもなかったです。豊栄建設を選んで本当に良かったです」とお話された、奥様の笑顔が印象的でした。
家事作業の大半となるキッチンとユーティリティを直線で行き来できるようにしました。動線がシンプルになるほど家事効率が上がり、奥様の負担がぐんと軽減されます。デザイン性だけでなく使いやすさにもこだわりました。
玄関から直接ユーティリティへ向かえるので、お子様が外でおもいっきり遊んできても、リビングを通らずお風呂へ直行できます。また、上がり框の横には手すりも設置。靴の着脱時はもちろん、土間に掛けている上着を取り出すときに便利。
2階のホールに設けたニッチには、子どもたちの絵本がずらり。「本がたくさんあるので、マガジンラックのように、すぐに取り出して読めるようにしたいと思ったので」と奥様。今日もお気に入りの一冊を持って、陽が燦々と注ぐホールで読書タイムです。
子ども部屋は、あえてオーソドックスな白壁に。「私の実家の部屋が、花柄のかわいい壁紙で、シーリングもピンクなんです。小さいときはよかったのですが、中学生になるとそれがすごく嫌で。長い目で見たら、シンプルなほうがいいと思いました」