無落雪屋根〜スノーダクト方式の場合〜
スノーダクト方式の無落雪屋根は、鳥が持って来るもの、枯葉、風で運ばれるビニール袋などがドレン(排水溝)に詰まってしまうことがあります。
少なくとも年に2回、雪が降る前の11月と雪解け後の4月頃に点検・清掃をしてください。
また、台風等の天災があった後も点検・清掃をしてください。
冬は忘れずにドレンパイプヒーターをオンにしましょう。
※ドレン詰まりや凍害による破損や水漏れは保証対象外になりますのでご注意ください。
無落雪屋根・フラットルーフ屋根の特徴と注意事項
当社のフラット屋根の勾配は2/100~5/100で施工しております。
勾配が緩やかなので、トタンのたわみにより雨水が屋根に残ることがあります。
屋根に雨水が残っていても、屋根の塗膜がある限り支障はありません。
これは勾配を緩やかにしている以上、防ぐことはできません。
<注意事項>
積雪が多い地域では無落雪屋根や、フラットの屋根でも雪下ろしが必要です。
また、地域により屋根の笠木やパラペットを乗り越えて雪や氷の雪庇(せっぴ)が出来ることがあります。
外壁や、下に設置してある設備機器を壊す恐れがありますので、大きな雪庇になる前に落としてください。
雪庇を落とす際、「ドンッ!」と強く叩くと雪の塊が一気に落ちることがあり危険ですので、ご注意ください。
※雪庇や落雪、落氷の破損は保証対象外となりますのでご注意ください。
雪下ろしは事故も多い危険な作業となります。
複数人で行う、気温の高い日や吹雪で視界の悪い日は行わないようにする等、実施される際は十分ご注意ください。
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